以前から気になっていたアルクのTOEIC対策通信講座を使ってみる機会を得たので、「TOEIC (R) LISTENING AND READING TEST 完全攻略800点コース」 を使って1か月勉強してみた。
一応、私hisuiのTOEIC最高スコアは875で、仕事では英文事務や翻訳などもしていた経験があるが、最近はあまり英語に触れていないので、900点コースではなく、まず800点コースの教材に取り組んでみることにした。
というわけでこの記事では、実際に使ってみたアルクのTOEIC対策講座「完全攻略800点コース」のレビューを書いていく。
【PR】
私が感じたアルクTOEIC対策通信講座 完全攻略800点コースの主な特徴
TOEIC対策の教材にしては楽しい
英単語を問題を解く前に学べる
この教材では、問題を解く前にこれから出てくる英単語を先に学べる。
よって、問題を解くときに学んだ英単語がすぐに出てきて、どういう場面で使われるか確認できるので、問題を解くときになんだかやる気が出て楽しい。
問題形式がバリエーションに富んでいる
問題がPartごとで分かれていなくて、毎日いろんなパートの対策をちょっとずつできるので、まんべんなく勉強できる。
また、TOEIC形式の問題をただ解くのではなく、フレーズを入れ替えて文章を作る問題や、写真を見て状況を説明する文を自分で書く問題(ヒントの単語を参考にしながら)などがあり、問題がバリエーションに富んでいる。
リスニングの問題は、問題を解くときに「音声は何度聞いても良い」問題があるので、身構えることなく気楽に勉強ができる。
なので、TOEIC対策の教材だけど、適度にTOEIC対策っぽくなく楽しめる。
どういう風に復習するかの提案がある
復習として、「聞く、読む、音読、シャドーイング」などの1日10分の復習プランが提案されている。
日々の学習とともに復習もやる習慣がつき記憶の定着力アップが期待できる。
学習計画スケジュールが決められていて迷わない
モデル学習プランでは、平日の4日(月曜~木曜)で日々の問題を解き、金曜日にウィークリーテストをやり、土曜日は予備日で、日曜日はエンタメで英語に触れる(任意)ことがコースガイドでは提案されている。
なお、仕事や学校などで忙しい人は、休みの日にまとめて机に向かってやる勉強をやって、仕事や学校がある日はすきま時間の復習のみというプランも提案されていた。
モデル学習プラン
基本的なモデル学習プランの内容は以下の通り。
自宅などで机に向かって学習(月~木曜日の週4日、1日約40分)
まとまった時間(1日約40分)を取って単語を学習した後に問題を解く。
すきま時間で勉強(月~木曜日の週4日、1日約10分)
聞く、読む、音読、シャドーイング、などの復習。
週1でミニテスト(金曜日)
Weekend TOEICは、TOEIC公開テストのミニサイズ版のテスト。
その週に学習した内容が出るわけではなく、違う問題が出る。
月1でTOEIC形式の模擬テスト(4週間に1回土曜日)
TOEIC公開テストと同じ分量の模擬試験を解く。
英単語帳は私にはイマイチ
800点コースの単語帳には例文が載っておらず、例文と一緒じゃないと英単語の意味をなかなか覚えられない私にとって、付属の英単語帳はイマイチだなと思った。
まぁ、問題に出てくる単語なので、例文がついていなくてもいいだろうということなのだろう。
英単語帳で例文を見ながら英単語を覚えたい場合は、別で市販の英単語帳を買ったり、英語学習アプリなどを併用して利用する必要がある。
公式問題集や市販の問題集とアルクのTOEIC対策講座800点コースの違い
私が感じた、公式問題集や市販の問題集とアルクのTOEIC対策通信講座800点コースの違いは以下の通り。
公式問題集や市販の問題集
- 問題を解いて、ただ間違いを突きつけられる
- Partごとに問題を解いて対策する本が多い
- 復習のやり方は提案なし
アルクTOEIC対策通信講座
- ウォーミングアップでどんな英単語が使われるかあらかじめ学んだうえで問題を解く
- コースの前半はPartごとの勉強ではなく、基礎力・語彙力・瞬発力をつけるための学習を行う
- 復習用のミニタスクが用意されていて復習の仕方も迷わない
TOEICの公式問題集や、その他の市販の問題集は、まずTOEIC公式テストの問題形式に合わせた問題を解いて、答え合わせして、間違ったところを復習するという流れの教材が多い。
アルクのTOEIC対策講座スコア800は、他のTOEIC対策教材と少し異なり、まずその日に出てくる英単語を学習し、そのあと問題を解くという流れになっている。
Part別の対策ではなく、コース前半の1~3か月は、基礎力や語彙力・瞬発力などを身に着けるための問題編成。
その後、4~5か月目にリスニング力とリーディング力を強化する問題に取り組む。
復習のためのミニタスクもあらかじめ用意されているので、問題を解いて解きっぱなしで記憶に定着しないリスクを自然に減らせる。
教材を実際にやってみた私の個人的な感想
英語に最近あまり触れていないといっても、英語を使う仕事をやめてから2年ちょっとで、TOEICの過去最高スコア875を取っている私にはアルクのTOEIC対策講座完全攻略800点コースは少し簡単な内容の部分も多かった。
ただ、単語に関して言うと、知らない英単語もチラホラ出てきたので、800点コースから勉強すれば英語力は底上げできると思う。
なので、700点台後半の人は800点コースを買うか900点コースを買うか迷うと思うけど、800点コースからやっても英語の実力を伸ばすことができると思う。
特に、TOEICで700点台で伸び悩んでいてなかなか800を超えない人は、800を超えるためにこのアルクの「TOEIC対策通信講座 完全攻略800点コース」に取り組むのも良いのではないだろうか。
なお、TOEICで150点以上のスコアアップを狙う人向けにセット割があり、例えば800点コースと900点コースをまとめて購入すると、教材の合計価格の20%オフの価格で購入できる。
800点コースと900点コースのセットだと、20%オフになるとはいえ、かなり高額になってしまうが、700点台後半から900点台のスコアを確実に取りたい人は、このセット割を利用するという選択肢もアリ。
セット講座の詳細はこちら→アルク TOEIC(R)テスト 突破セット講座
アルクのTOEIC対策通信講座800点コースがおすすめなのはこんな人
- TOEIC700点台で伸び悩んでいる人
- 公式問題集や市販の問題集では内容がつまらなくてやる気が出ない人
- 市販の教材などを使ったスコアアップに限界を感じている人
- アプリやオンライン教材だと目が疲れるのでテキストの教材がいい人
- ある程度まとまった額のお金を支払うと、元を取ろうと思ってやる気が出る人
- アルクの無料のオンライン辞書「英辞郎」を日々使っており、アルクに恩を感じていて、恩返しするためにこのくらいのお金は払ってもいいと思える人
続けられるか不安な場合は…
公式サイトでTOEIC完全攻略800点コース教材のサンプルが2日分見られるので、まだ教材を試していない人は、実際に問題を解いてみて、続けられそうか確認することをおすすめする。
アルク TOEICテスト完全攻略800点コース 詳細ページに教材サンプルがあるので「Vol.1」と書かれたボタン(リンク)をクリックするとサンプル教材が表示される。
アルク TOEICテスト完全攻略800点コース 詳細ページ
サンプル教材内の音声再生のボタンを押すと音声も流すことができるので、サンプル教材をただを眺めるだけでなく実際に1日分の問題を解いてみよう。
なお、印刷して問題を解いた方がやりやすそうだと思って、みなさんにも印刷して学習することをおすすめしようと思って、実際に印刷してみたが、なんだかぼやけて印刷されてしまったので、パソコンの画面上で見ながら問題を解くのが良さそう。
10%オフキャンペーン開催!2022年4月30日まで
冒頭でも書いたが、2022年4月30日までアルクオンラインショップでのお買い物が全講座10%オフキャンペーン中なので、今まで購入を迷っていた方は、この時期まで買うか買わないか迷っていてこの3月4月の10%オフキャンペーン時期を迎えてラッキー!
購入するなら10%OFFの今が絶対にお得!
まだ購入するかどうか迷っている場合は、10%OFFの期間を逃さないように、4/30の締め切りを今すぐリマインダーかカレンダーアプリに登録するか、手帳に書いておこう。
アルクの「TOEIC対策通信講座 完全攻略800点コース」を使ってみたレビューのまとめ
今まで市販の教材などを使っていて、カリキュラムや学習計画がなく、日々何となく学習が進んでいないと感じている人には、学習計画があらかじめきちんと立てられている教材にしっかり取り組むのも有効な手段。
新型コロナウイルス感染拡大の影響でTOEICの次の開催はいつになるかわからないけれど、アルクの完全攻略800点コースは標準学習時間が5か月であり、長期戦で取り組む教材であるので、むしろ今この講座を使い始めるのが最適!
全額返金保証またはお祝い金制度も、TOEIC公開テストが再開されて最初のTOEIC公開テストを受けられれば利用できる。(詳細→全額返金保証、お祝い金制度について )
↑全額返金保証、お祝い金制度は2020年8月に終了してしまいました。
「TOEIC (R) LISTENING AND READING TEST 完全攻略800点コース」を購入して5か月間、またはアルク TOEIC(R)テスト 突破セット講座を購入して900点突破に向けて11か月間、自宅でじっくり勉強するのもよいのではないだろうか。
【PR】