派遣社員である私が正社員になりたくない理由

正社員になりたくてもなれなかった不本意系派遣社員は5人に1人で、それ以外は自ら望んで派遣社員という働き方を選んでいる。

にもかかわらず、派遣社員は正社員になれなかった人という見方をされることが多い。

そこで、敢えて派遣社員という働き方を選んでいる私が、正社員としての働き方に魅力を感じない理由、そして、正社員になりたくない理由を述べていきたいと思う。

新卒一括採用制度に疑問

私は大学生の頃から新卒一括採用制度に疑問を持っていた。

私は大学で英語を勉強してきたので、英語を使った仕事がしたいと思っていた。

けれども、新卒採用では、ほとんどの場合、入社後にどんな仕事をするのか示されていない。

働いたこともない企業に就職するために、志望動機を嫌々練り上げなければならないが、そのようなことをする意義が見出せなかった

就活のコスパが低い

特に日本の就職活動は、私にとってコスパがものすごく低い。

日本は戦後、年功序列の終身雇用制度というものを基本にしてきたが、これは数年で転職するタイプの私のような飽きっぽい人間にはほとんど利益のないものである

年功序列の終身雇用制度というものを採用しているがため、人を雇うのに慎重になり、仕事を求めている人に「履歴書は手書き必須」や「面接3回以上」などを課している。

基本的に仕事なんて、1年くらいで大体のことはわかり、どんなに仕事内容が多様な部署でも3年もいればもうほとんど学ぶことがなくなるのでそれ以上同じ仕事をしていても成長速度が遅くなる。

そうなると、転職をした方が成長が速く、私は2、3年おきに転職したいと思っているので、正社員雇用より、派遣社員としての雇用の方が、就職活動の負担が少なく、コスパが良いのである

企業に媚びたくない

派遣社員は、スキルと経験と時間を派遣先企業に提供している

正社員ももちろん、スキルと経験と時間を会社に提供して給料を得ている部分もあるだろう。

しかし、正社員はその他に我慢や忠誠も差し出していないだろうか?

1年くらいで覚えられてしまう仕事内容で、何にも面白くない単調でつまらない仕事なのに、ただ会社から給料をもらうためだけにその作業を日々こなすだけになっていないだろうか?

自分自身にとって参加する意味がないと思っている研修や無駄な会議に仕方なく参加していないだろうか?

明らかに非効率的な業務の仕方で作業をやらされているのに、効率化したら仕事がなくなるからとか、上司に睨まれるからなどの理由で、効率化しないで無駄な作業をやっていないだろうか?

私は、そういう正社員、さらにはそういうことを自分で選んでしているにもかかわらず会社や仕事に対して不満を漏らす正社員を見てきて、正社員の人の一部は本当にくだらないと思った。

お金に縛られたくない

長く会社に勤めていれば、年功序列で給料が上がっていくから、仕事はつまらないけど仕方なく我慢して働いているという正社員の人がいると思う。それはそれで人それぞれだし良いと思う。

しかし私は、お金を理由にして、自分がつまらないと思う仕事を何年もし続けることに耐えられない

派遣社員は、スキルと経験を積めば積むほど、時給が上がっていく。

もちろん、ある程度のところまでいくと、それ以上時給を上げるのは難しくなる。

なので、今は将来的に自営業で生計を立てられるようにしたいと考えており、今そのために活動している。

少ない収入でもやっていけるように、料理や食材などを工夫して食費を抑えたり、格安simとwimaxを併用して通信費を抑えるなどの節約の努力もしている。

私はお金を得るために何かを我慢するのではなく、自分がやりたいことをやってどうにかお金を稼げるようになりたいと思っている

正社員は安定していない

正社員は安定していると世間では言われているが、そんなものは幻想だ。

年功序列制度でそれほど能力もなく、大して会社に貢献していない正社員が、会社に長く勤めているという理由で高い給料を得ていたとして、リストラに遭ったり会社が倒産してしまえばすべてゼロだ

大企業で役職について高給取りだった中年男性が、リストラに遭い、時給1000円未満の警備員などのアルバイトをしているという話も聞く。

今の時代、安定を得るためには、企業に属さなくても自分自身で稼ぐ能力があることが重要だ。

また、自分で動画やブログなどのコンテンツをつくってインターネット上にあげておくことで、資産を形成して利益を生み出していくことも、今後、安定を得るうえで重要になってくるだろう。

派遣社員である私が正社員になりたくない理由のまとめ

私は今までの30年間の人生の中で一度も、正社員になりたいなんて本気で思ったことがない。

同一労働同一賃金が本格的に導入されれば、正社員という雇用形態で働くことに魅力を感じる人はますます減少し、スキルのある人間ほど、フリーランスや派遣という雇用形態を選ぶようになってくるだろう。

正直、私がここで挙げた「正社員になりたくない理由」はまっとうすぎて、どうして正社員の人たちがこれを理解せず、派遣社員という働き方を選んでいる派遣社員の考えを理解できず、派遣社員というだけで正社員より下に見る人がいるのかいぶかしく思う

おそらく企業に飼いならされて、自分で考える能力を失いつつあるのだろう。

私の父は以前、某大手広告代理店に勤めていたが、早期退職後に独立して自営業で10年以上仕事をし、生活している。

父は会社を辞めるときこう言った。「転覆しそうな大型客船から抜け出すんだよ」と。

大型客船に乗ってそれで安心と感じているのならそれで良いが、船が転覆しそうになった時に船と一緒に溺れるのではなく、そこから抜け出すことができる考え方とスキルと経験と資産をもっておくべきだと思う。

2019年7月7日追記:個人事業主になって

この記事を書いた私は、当ブログからの広告収入が増えてきたことにより、2018年10月に開業届を提出し、現在は個人事業主という肩書になっている。

現在は結婚しており、個人事業主としての収入は扶養控除の範囲内に収まっているが、家事もこなしながら自宅で稼いでいるということで、周りの人からの評価はかなり高い。

正社員なんかに無理してならなくても、派遣社員でも非正規雇用でも個人事業主でもフリーランスでもアルバイトでもフリーターでも何でも、ちゃんと働いていれば、周りの人は評価してくれるし、そもそも周りの人が自分を評価してくれなくたって、自分自身が自分の誇れる自分であり、自分で自分を評価できればそれでいい。

正社員にならなくても、私のように、20代を派遣社員としてバリバリ働いて、その後30代でふわっと結婚して、家事とかしながら自分の好きなことをブログに書いて月10万円くらい稼いで悠々自適の生活を送っている人もいるんだから、正社員になんかならなくたってどうってことない。

私はリーマンショックの後に大学を卒業した年代なので、内定がないまま卒業した友人や知り合いも何人かいて、フリーランスで働いている人も何人かいるし、正社員になることがすべてじゃない。

本当に私は、20代で無理して正社員にならなくて良かったと思う。

人と同じような生き方をしてきてしまったらブログで稼ぐことなんてできなかったし。

周りの人と違う働き方、つまり派遣社員として英文事務や特許事務でバリバリ働いたからその経験に価値があり、ブログで発信することにより稼げているのだし。

だから、正社員になりたくないと思っているなら、正社員になんてならなくていい。

周りの人がどう思おうが関係ない。

結局周りがどうこう言っても、周りの人の言うことに従っても、それで失敗したらその人たち責任取ってくれないからね!

どうせいつか死ぬんだし、周りのこと気にせずに自分のやりたいようにやるのが一番だと、今は心の底から思う。

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