大学4年の時にTOEIC 875点を取って以来、その後TOEICを受けても800点台をうろちょろしているだけであった。
しかしここ6年ほど仕事で、英語でメールのやり取りをしたり翻訳をしたりと、英語を使った仕事をしているので、英語の実力も上がっており、TOEICの点数も上がっているのではないかと考えた。
そこで今回5年振りくらいにTOEICを受けてみたのでその結果を報告する。
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ということで、日常的に仕事で英語を使っていてもTOEICの点数は自動的には上がらないことが判明した。
まぁ、今回受けたTOEICは公開テストではなく、TOEIC IPテストだから、受験料が少し安かったのがせめてもの救いである。
TOEIC IPテストについてはご存じない方はこちらの記事もよろしければどうぞ→TOEIC IPとは
仕事で日常的に英語を使用していてもTOEICの点数は上がらない
仕事で英語を使用していてもTOEICの点数が上がらない理由を以下で考察していきたいと思う。
仕事だと結局同じような表現しか使わない
英語で毎日メールのやり取りをしているといっても、だいたい毎日同じようなフレーズしか使っていないので語彙も増えない。
メールは読み慣れているが、TOEICで出てくるような、お知らせ記事、掲示、ニュース記事などに読み慣れてなく、スラスラ読むことができなかった。
翻訳力とTOEIC力は別物
翻訳はとにかく専門用語が多く、TOEICで出るような単語をあまり覚えられない。
また、翻訳は訳抜けや誤訳なく正確に訳すことが求められるので、英語を読むのがとてつもなく遅くなる。
逆にTOEICはさーっと読んで素早く必要な情報を得るということに重きを置いた試験なので、翻訳で培われた英語力や翻訳力はTOEIC試験にはあまり役に立たない。
語彙力が圧倒的に不足している
仕事で使う英単語しか必要なくなっていたので、TOEICの勉強していた時に覚えた英単語の意味もほとんど忘れてしまっていた。一度暗記してもその後読んだり使ったりしていなければやはり忘れてしまう。
TOEIC新形式を甘く見ていた
今回、新形式のTOEICテストを初めて受けたのだが、問題数が多く感じた。特にPart7。以前のTOEICの感じで問題を解いていたら時間が足りなくなってしまった。
TOEIC慣れが必要。要は時間配分
やはり、しばらく受けていなかったので時間配分をしくじったと思う。Part7で読むのに時間をかけた挙句、問題の答えがわからないなんてこともあった。
仕事で英語を使っていたらTOEICの点数は上がるのかのまとめ
仕事で英語を使っていてもTOEICの点数は勝手には上がらないことが証明された。
日常的に英語でニュースなどを読んだり聞いたりしている方はTOEICの点数が上がるのかもしれないが、仕事だけで英語を使っていても、使う英単語とか表現が限られているので、TOEICの点数は上がらない。
やはり、TOEICのスコアを上げるにはTOEIC用の勉強が必要だと感じた。
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