
今まで英語をたくさん勉強してきて、せっかくなら英語力を活かせる仕事に就きたいと考える人や、外資系企業で働いてみたい人も多いと思う。
そこで、英語を使う仕事や外資系企業の求人に強い派遣会社のおすすめ5社紹介し、それぞれの派遣会社の特徴やメリット・デメリットを簡単にまとめてみる。
目次
英語を使う仕事に強い派遣会社
アデコ
派遣会社アデコは、特定の職種経験(一般事務以外の専門事務職経験)や業界経験があって英語が堪能な人や、既に英語を使う仕事をしてきた人でさらにキャリアアップしたい人、外資系企業で働きたい人におすすめの派遣会社。
アデコ自体が外資系の派遣会社ということもあって、英語力を必要とする求人の割合が多い。
英語上級者向けの求人や専門事務職の求人が多いが、短期の仕事なら比較的簡単な事務で英語を使用する仕事もある。
求人検索ではTOEICスコアのレベルごとに仕事検索できるのが便利だが、スマホでの仕事検索がしにくいのが難点。
また、外資系の求人の絞り込み検索がデフォルトでないので、外資系企業の求人のみを検索したい場合は、フリーワードで「外資系」と入力して絞り込む必要がある。
登録方法はWEB登録か電話登録が選べる。
公式サイトはこちら→アデコ
テンプスタッフ(正式名称:パーソルテンプスタッフ)
テンプスタッフ は、社会人経験が浅い人や派遣で働くのが初めての人にも優しく丁寧に対応してくれるので、派遣登録自体が初めてという人に特におすすめできる派遣会社。
求人数は派遣会社の中でもトップクラスで、外資系企業や様々な業界の企業と取引があるので必然的に英語を使う仕事も多い。
テレビCMで現在、芸人の内村光良が「人事部長」として出演しているパーソルグループのCMでもおなじみの派遣会社。
テンプスタッフにはグループ会社専用の求人検索サイト「ジョブチェキ!」があり、TOEICスコアのレベル別で仕事検索することができて使いやすい。
外資系企業の求人の絞り込み検索機能もデフォルトであるので便利(外資系企業のチェックボックスにチェックを入れればいい)。
TOEIC600点台くらいから挑戦できる仕事から、TOEIC800~900レベルを必要とする高度な仕事まで幅広くあるので、英語を使う仕事の初心者から、もう既に経験のある人、英語スキルの高い人にもおすすめできる派遣会社。
テンプスタッフの難点を挙げると、ネットからの登録だけではテンプスタッフに本登録(正式登録)できず、仕事を紹介してもらうには登録拠点に来社して本登録しなければならないところ。
公式サイトはこちら→テンプスタッフ
リクルートスタッフィング
リクルートスタッフィングは人材系大手のリクルートグループの派遣会社。大手企業や優良企業の仕事が多く、高時給の仕事も多い。もちろん外資系企業の求人もある。
登録してから仕事へのエントリー、社内選考、職場見学までテンポよく進んでスピーディに就業先が決まることが多いのが特徴。
ネット上に一般公開されていない非公開求人もあり、本登録すると見られるようになる。
登録方法は来社登録とオンライン登録の2種類から選べ、スマホからでも登録が可能。
リクルートスタッフィングの英語を使う仕事の求人は、TOEICスコアで区切るのではなく、英語基礎レベル、英語日常会話レベル、英語ビジネス会話レベル、英語ネイティブレベルというレベル別で分けられているので、まだTOEICを受けたことがない人もすぐに英語を使用する仕事を探し始めることが可能。
外資系企業の求人のみを指定して絞り込み検索することもできる。
さらに、リクルートスタッフィングに登録するとTOEIC IPテストが4,155円で受けられたりWordやExcelなどのOffice系ソフトが無料で学習できたりするのも魅力的。
公式サイトはこちら→リクルートスタッフィング
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スタッフサービス
スタッフサービスは全国的に求人数が多い派遣会社で、比較的簡単な事務の仕事が多いが、最近は割とスキルが高い人向けの求人も増えてきた。
スタッフサービスは事務職が未経験だったり、事務経験があってもパソコンスキルがあまり高くなかったりする人で、事務の仕事をしながら英語をちょっとだけ使いたい人や英語に少しでも触れられる環境で仕事をしたい人に特におすすめの派遣会社。
登録した人だけが見られる非公開求人もあるので、ひとまず登録してみるのも悪くない。
外資系企業に絞って求人検索をすることも可能。
公式サイトはこちら→スタッフサービス
マンパワーグループ
マンパワーグループは、日本で最初にできた派遣会社で、マンパワーグループ自体が外資系の会社ということもあってか、外資系企業の求人が割合的に多い。
その他、グローバルに展開している日本企業での仕事も多数ある。
外資系企業の派遣先のみに絞って求人検索するのも簡単にできる。
マンパワーグループに正式登録すると、TOEIC L&Rの公開テスト (受験料:通常5,830円) が賛助会員価格の4,730円(税込)で受けられるのも嬉しいポイント。
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登録は来社登録が基本だが、首都圏など一部の地域はネットと電話のみで本登録を完了させることができる。
公式サイトはこちら→マンパワーグループ
派遣会社5社を表で比較
上記で紹介した5社の派遣会社について、登録を検討するうえで参考になりそうな比較ポイントを以下の表にまとめてみた。
なお、求人数については東京の求人数についてのみ調べた。
この表の情報は2019年11月28日にネット上に公開されている情報を調査した結果に基づくものである。
|
アデコ |
テンプスタッフ |
リクルートスタッフィング |
スタッフサービス |
マンパワーグループ |
求人数(東京) |
4479 |
18194 |
6322 |
5299 |
3086 |
求人数 |
668 |
943 |
371 |
480 |
570 |
求人数 |
236 (※1) |
263 |
126 |
95 |
297 |
求人数(東京、外資系企業) |
387 (※1) |
2061 |
387 |
270 |
545 |
外資系求人絞り込み検索 |
△ |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
ネットのみで登録 |
〇 |
△ |
〇 |
〇 |
△ |
来社登録可 |
△ |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
TOEIC公開テスト割引 |
なし |
なし |
なし |
なし |
あり |
TOEIC IP受験 |
なし |
ごくまれにあり |
あり |
なし |
なし |
※1:アデコは絞り込み検索の項目に「外資系企業」の項目がないので、フリーワードで検索した推定値。
この表を見るにあたって注意してほしいのは求人数の値。求人数はネット上で公開されている求人数なので、登録スタッフのみに公開される求人などは含まれていない。
また、ネット上に公開されている求人情報が最新の状態にどの程度更新されているかも派遣会社によって違ってくる。
ネット上で求人数が多く見えても、もう既に就業する人が決まっている求人もネット上にまだ公開されていたりするので、個人的にはネット上の求人数はあまり気にしていない。
さすがに小さい派遣会社だと求人数がかなり少ないことがあるが、ここで紹介した5社はどれも大手派遣会社なので、求人数に関しては問題ない。
そもそもどれだけ求人が多くても自分が働ける仕事は一つだけなので、仕事探しはタイミングた縁によるものも大きい。
登録する派遣会社を選ぶときには求人数にはそれほどこだわらず、別のポイントも見て総合的に判断して決めた方がいいと思う。
英語を使う仕事に強い派遣会社のおすすめ5選のまとめ
今回紹介した5社の派遣会社はどの派遣会社も英語を使用する求人を多数取り扱っているので、どの派遣会社に登録するかあまり悩まずに、なんとなく良さそうと思った派遣会社に登録してみれば問題ない。
派遣登録自体が初めての人には、テンプスタッフ
に来社登録するのが個人的には一番おすすめ。
どうしても派遣会社に来社できなくて自宅で登録をすませたいという人は、リクルートスタッフィングとアデコ
が個人的には特におすすめの派遣会社。
派遣会社ごとに特徴や雰囲気の違いなどがあり、人によって好みが分かれるので、絶対にこの派遣会社が良いと断言することはできないので、複数の派遣会社に登録してみて雰囲気の違いを感じてみるのもおすすめ。
複数の派遣会社に登録することで、1つの派遣会社に登録するだけの場合より、多くの求人の中から自分の希望に合う求人を選ぶことができるようになる。
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