読む本を選ぶときに、こういう本の選び方をして本を読んでいけば、「この本を読んで考え方が変わった!」とか「こういう考え方もあるのか!」とか「モヤモヤしていた部分がちょっとクリアになった」とか「これからこう考えたりこう行動したりしていこう!」というのが決まったとか、そのような、人生にプラスになる本に出会える確率が高くなるであろう本の選び方を紹介していきます。
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古典の本から選ぶ
とりあえずいろいろ読みたい本があって、その中に古典がある場合は、古典を優先して読むことをおすすめする。
古典は、なかには難しい本もあり、私もニーチェの「ツァラトゥストラはこう言った(ツァラトゥストラはかく語りき)」は大学生の頃に哲学の授業の中で説明されていて、面白そうだったので読み始めたが、難解でなかなか理解できず途中まで読んで放置し、数年後、社会人になって、退職して無職だった25歳くらいのときに読破した。
読破するまで時間がかかったが、好きな本を聞かれたときにニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」と答えて三段の変化の話をすれば、たいてい「おぉ~」って感じになる。
読破するのに時間はかかったが、30代後半になっても、好きな本についてはだいたいニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」と言っておいて、三段の変化の話をすれば、たいてい相手が興味を持って聞いてくれるので、読書をタイムパフォーマンスやコストパフォーマンスの観点で考えると古典は最も理にかなっている。
流行りのビジネス書やライトノベルなどを読む前に、気になっている古典の本が、自分の中で同列にあるなら「まず古典を読め!」と言いたい。
直感に従って本を選らぶ
自分の直感にしたがって以下のように本を選ぶのもおすすめである。
- 図書館に行ってなんとなく目に留まった本を読んでみる。
- 本屋さんに行ってなんとなく目に留まった本を読んでみる。
- 古本屋さんに行ってなんとなく目に留まった本を読んでみる。
人に選んでもらう
セレクトショップのようなオシャレ本屋さんに行って、「こういう感じのことを今考えていて…おすすめの本とかってありますか?」と店員さんに相談してみるのもおすすめである。
また、読書好きの友人や知人に自分に合いそうな本を聞いて読んでみるのもいい。
関連本を読んでみる
Amazonなどのサジェスト機能には、今まで自分が購入した本や、検索した本の関連本が表示されるので、気になったタイトルの本を読んでみるのもいい。
また、お気に入りの著者を見つけたらその人の他の本も読んでみるのもいいし、読んだ本の中で引用されていたり参考文献として出てきたりした本を読んでみるのもいい。
人のおすすめの本を読んでみる
友人や知人が面白いと言っていた本を読んでみるのも、それなりにおすすめである。
友人や知人は、自分と考え方などが似ている部分があることが多いからだ。
また、自分が好きな著者や有名人などがおすすめしている本を読んでみるのもいい。
Youtube動画などで紹介されている本で、本も読んでみたいと思ったら読んでみるのもいい。
メルカリで、自分と本の趣味が似てそうな出品者の人をたまたま見つけたら、その人が過去に出品した本の中から気になるものを読んでみるのもいい。
ただ、読む本を選ぶうえで重要なのが、自分と気の合う友人や、自分が好きな人が面白いと言っていた本だからといって、自分にとっても面白いとは限らないということ。
この人が面白いと言っていたからきっと面白いのだろうと、読み始めたのはいいものの、自分では面白く感じず、なかなか理解しづらい内容で読むのが苦痛なのに読み進めて、読み進めるうちに面白くなることもあるが、結局面白くないこともあるので、面白くないと思った時点でそこから読み進めるかどうかは自分で判断したほうがいい。
僕が本から得た最大の価値は「僕が面白かった」という部分にある。だから、もし同じ体験をしたいなら、各自が自分で自分を感動させる本を見つけることである。同じ本が別の人間に同じ作用を示す保証はないからだ。
本に書いてある内容がなかなか理解できないのは、理解力が足りないからではなく、自分にとってあまり必要のない情報や考え方であるからという可能性がある。
自分がそのとき本当に必要としている情報や考え方なら、のめり込むように読めるはずなのである。
病み上がりのときに目の前にステーキを出されて全然食べられなくても、お粥を出されたらどんどん食べられるような感じのことが読書でも起こる。
肉が好きな人は毎日肉ばかり食べていて野菜はほとんど食べていなくても健康そうにやっている人がいるし、菜食主義で肉を全く食べなくても健康そうな人がいる。
人それぞれ自分に合う食事が違うように、本も人によって合う本が違う。
そして、自分に合わない本は全く読まなくても全く問題なく自分の人生は続くし、何の問題もなく人生を終えることができるだろう。
気に入った著者が見つかると他の本も色々読みたくなる。
おいしい食べ物やを見つけて他のメニューも色々食べてみたくなるのに似ている。
要約を活用する
要約を読んで、気になった本だけ全部読んでみるというのもおすすめである。
本の要約サイトには、flier(フライヤー) や サマリーオンライン などがある。
サマリーオンライン は無料で読める要約もあるのでサイトを覗いてみるのもいいと思う。
私も、「オンラインで気軽に注文したらめっちゃ分厚い本が届いてしまった!」みたいなときに、サマリーオンラインを覗いたらちょうど無料で途中まで読める要約があったので、活用させてもらった。
なまけもの読書術③人生にプラスになる本の選び方の最後に
人生にプラスになる本の選び方をいろいろ紹介しました。
やってみたい、本の選び方があったら是非やってみてください!
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