複数の派遣会社に登録するメリット・デメリット

派遣という雇用形態をメインにして働くようになると、複数の派遣会社に登録しておいて、複数の派遣会社を利用して仕事探しをするというのが普通になってくる。

ただ、複数の派遣会社に登録して利用していくのにはメリットもデメリットもあるので、まだ派遣会社に登録したことがなかったり1つの派遣会社だけに登録している人のために、複数の派遣会社に登録するメリットとデメリットをお伝えしようと思う。

複数の派遣会社に登録するメリット

それぞれの派遣会社の対応や雰囲気の違いが比較できる

派遣会社というのはたくさんあるので、派遣会社によって、お仕事紹介担当の人(コーディネーター)や営業担当者の対応や雰囲気も違ってくる。

よって自分に合う派遣会社とあまり合わない派遣会社というのが自然と出てくる

派遣会社に登録して最初に関わるのはコーディネーターさんだが、このコーディネーターさんと話すことでだいたいその派遣会社の雰囲気がわかる。

コーディネーターさんがいい感じの人が多ければ、営業担当者もいい感じの人が多い。

逆に、コーディネーターさんの印象が良くなければ、営業担当者も感じが悪いということが多い。

派遣会社がその人に合うか合わないかは、人付き合いと同じで相性の問題なので、ある人にとってはすごく良い派遣会社と感じても、他の人にとってはイマイチと感じることもある。

友人や知人にその派遣会社の評判を聞いたりインターネットで口コミを調べて読んだりするのもいいけど、最終的には実際に自分が派遣会社の人と話してみて自分に合うか合わないか判断するのがいい。

応募できる仕事案件の数が増える

登録している派遣会社の数が増えれば必然的に応募できる仕事案件の数も増える。

複数の派遣会社が同じ案件を取り扱っている場合もあるので、2社に登録したからといって1社だけに登録している場合と比べて応募できる求人の数が単純に2倍に増えるというわけでないがそれでも1.3~1.8倍くらいは増えるだろう(派遣会社の全体の求人数によっても変わってくる)。

企業とのコネの関係などで、一つの派遣会社しか取り扱っていない案件もあるので、複数の派遣会社に登録しておくことのメリットは大きい。

時給を見比べられる

同じ仕事案件を複数の派遣会社が取り扱っているということがあり、複数の派遣会社に登録しておけば、同じ案件の仕事の時給を見比べられてどちらの派遣会社を利用するか選べる。

仕事案件(い)では派遣会社Aの方が時給が高いけど、仕事案件(ろ)では派遣会社Bの方が時給が高いなんてことがあり得る。

これは、派遣先と派遣会社の関係性や、派遣会社の営業力によって、派遣先企業が派遣会社に支払う派遣料金を変えているためである。

また、派遣会社側が自社の報酬としてもらう取り分いわゆるマージン率が派遣会社によって異なる場合があるため、派遣社員に支払われる時給に違いが出てくる。

各社のスキルアップ支援制度などの福利厚生を利用できる

派遣会社によって福利厚生が違うので、スキルアップ支援制度の内容などが違ってくる。

スキルアップのための講座や資格取得支援制度の多くは、その派遣会社から就業していなくても登録しているだけで利用できるものがほとんどなので、複数の派遣会社に登録しておくとメリットがある。

スキルアップ支援制度の他、映画や舞台、コンサートのチケットや宿泊の割引なども利用できたりする派遣会社もある。

複数の派遣会社に登録するデメリット

管理が大変になる

例えば派遣会社A、B、Cに登録していて、派遣会社Aで就業した場合、その派遣会社Aのデータには自動的に就業のデータが登録されて、詳細な内容を後から少し自分で修正すればいいが、複数の派遣会社に登録している場合、就業していない派遣会社B、Cの登録データを自分で更新する必要がある

登録データの更新は、経験した職務内容の詳細については基本的にはコピペで済ませればいいのだが、就業期間は別途選択式で入力しなければならない派遣会社が多いし、派遣会社が大手であればあるほど、業務で使用したOAやその機能を選択式で入力したり、英語を業務で使用していたのであればビジネス会話か電話取次程度なのか、翻訳業務はあったのか、英日翻訳か日英翻訳かなど、選択して登録しておくデータがたくさんあるので、結構面倒だったりする。

面倒なので、基本的に就業していない派遣会社の登録データはだいたい放置状態になり、そうすると派遣会社によっては、「最近の就業状況はどうですか?」と電話がかかってきたりする。

電話がかかってきたら「他社で就業中です」と答えれば、そのようにデータを変更しておいてくれるので問題はなく、電話がかかってくるのが嫌であれば、就業が決まった時点で、他の派遣会社のデータを「他社就業中」や「何月何日まで就業不可」、「現在仕事紹介を希望しない」などで登録しておけばいいのだが、小さい派遣会社だとWeb上でそういう設定ができずに、時々就業状況確認のために電話がかかってくることがある。

ある派遣会社で就業中は、他の派遣会社の登録データの更新はしばらく放置しておいても問題はないが、新たに転職活動を始める際には、利用する可能性が高い派遣会社に関しては、最新の職務経歴やスキル・資格情報を登録してデータを最新にしておいた方が転職活動がスムーズに進む。

仕事応募を同時進行させる場合には各派遣会社に逐一連絡するのが煩わしい

自分にとってより良い条件の仕事に、より短い就職・転職活動期間で就こうとすると、仕事探しをするときに、複数の派遣会社の異なる仕事案件に同時にエントリーして、社内選考や職場見学を同時進行させる方が都合がいい。

複数の派遣会社の別の仕事案件の応募を同時進行させるのは基本的には何の問題もないのだが、ある派遣会社Aで職場見学の予定まで決まっているときに、他の派遣会社Bで優先させたい案件が出てきたときに、派遣会社Aとしては「他の派遣会社の案件で優先させたい案件が出てきたときは連絡してほしい」と思っている場合がある

派遣会社との関係が悪くならないためにも、職場見学の話まで進んでいる状況で、他の派遣会社の仕事案件でもっとやりたい仕事が出てきたら、職場見学の予定がある方の派遣会社に連絡しておくのがいい。

このように複数の派遣会社といろいろ連絡を取り合ったりするのが面倒と感じる人には、複数の派遣会社に登録して仕事応募を同時進行させるのは、複数の派遣会社と頻繁にやり取りしないといけないためデメリットとなる

複数の派遣会社に登録するメリット・デメリットのまとめ

複数の派遣会社に登録するデメリットというのは、ただ管理が大変とか仕事応募を同時進行させている場合に頻繁に連絡を取らなければいけないので煩わしいなど、やることが少し増えてしまうということだけなので、デメリットと言っても大したものではない。

これから派遣という雇用形態をメインにして働くことを考えているのであれば、基本的には複数の派遣会社に登録しておいた方がメリットは多い

複数の派遣会社に登録して利用していく方が、自分に合った派遣会社というのがわかってくる。

私は現在10社の派遣会社に登録しているが、現在もちゃんと登録データを更新したりしてちゃんと利用している派遣会社は3社くらいになっている。

まだ派遣会社に登録したことがなかったり1つの派遣会社にだけ登録している人は、複数の派遣会社に登録してみると、自分にすごく合う派遣会社に出会えたりするので試しに複数の派遣会社に登録して、派遣会社のスタッフの人と話をしてみることをおすすめする。




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