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MOS資格を持っていると派遣で事務の仕事に就くときに有利なのか

私は派遣で働いたり休んだりしていた時期にMOSの勉強をしてMOS資格を取得し、MOSマスターの称号を手に入れて、その後派遣で転職もしてきました。

その経験をもとに、「MOS資格を持っていると派遣で事務の仕事に就くときに有利なのか?」と「MOS資格取得のメリット」について書いていきます。

MOS資格保有で有利になることは少ない

実務経験>MOS資格

基本的に、MOS資格より、実務経験の方が価値が高いです

例えば、ピボットテーブルの操作が多い事務職の求人があった場合、MOS資格の勉強をしてMOS資格を取得してピボットテーブルが使える人(MOS Excel Expert)と、MOS資格をもっていないけどピボットテーブルを使用した実務経験が3年ある人がいたとしたら、後者のピボットテーブルを使用した実務経験がある人の方が選考を通過する確率が高いです

事務未経験者はMOS資格保有が有利に働くこともある

MOS資格を取得していれば、一通りの操作方法を理解しているという証明になるので、事務の実務経験がない場合にはMOS資格保有が有利に働くこともあります。

例えば、同じ求人に対して他の候補者も事務未経験だった場合、MOS資格を保有しているということで選考の際に有利になる可能性はあります

事務未経験でも仕事をする上で必要なExcelやWordなどのOffice系ソフトの操作ができれば問題ないので、MOS資格を持っていなくても問題はありませんが、職務経歴書などの資格欄にMOS Excel Specialist (Expertならなお良い)とMOS Word Specialist (Expertならなお良い)を保有していることを書いておくだけで箔がつきます。

MOS資格を取得するメリット

Office系ソフトの操作が一通りできるようになる

MOS資格を取得しようと考えている方は、ExcelやWordなどのOffice系ソフトの初心者あるいは初級者レベルの方が多いと思います。

なので、初級者レベルの方がMOS資格を取得するための勉強をすれば、得られたスキルは事務職などの実務でも絶対に役立つので、MOS資格を取得することは有益です。

ExcelやWordのスキルを高めようとしても、具体的な目標設定がないと、どのくらい勉強すればいいのかあいまいになったり、モチベーションが上がらなかったりするので、「MOS資格合格」という目標設定をすることは、目標が明確になって良いです。

また、ExcelやWordの中級者や既に実務で使用している方でも、体系的にOfficeソフトの操作を学んでいないと、意外と知らない操作があったりします。

ある特定の操作方法を知っているだけで時間の短縮につながる場合もあるので、MOS資格を取得するために勉強するのも良いことです。

MOS資格を持っていると面談での説明が楽

MOS資格を保有していることで私が思ったのは、派遣先での面談での説明が楽だということです。

MOSマスターの称号が得られる4つのMOS資格を保有していれば、Excel・Wordに関しては初級・中級レベルの一通りの操作ができることが証明されているので、特定の機能(例えばvlookup関数や差し込み印刷)について実務経験があるかなどの細かいところの確認だけで済みます

職場で重宝される

ExcelやWordの操作があまり得意でない方が多い職場では、MOSマスターである私が呼ばれて操作方法を教えたり、困っていることがあった時に解決策を提案したりしたことがありました。

教えたりすることで、職場の人と仲良くなりやすいですし、職場での評価も上がりやすいです

社員の方のOffice系ソフトの操作のサポートをしていたことが若干加味されて時給が上がったこともありました(時給が上がったのには他の理由もあります)。

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MOS資格取得に向けて勉強するなら福利厚生の利用がおすすめ

MOS資格を取得するために勉強する場合、まずWordやExcelの基本操作を学んでからMOS試験対策を行うという順番になります。

WordやExcelなどのOffice系ソフトの基本操作については、多くの派遣会社が、派遣会社に登録している人向けに、eラーニングや派遣会社の会場での自主学習のトレーニングを無料で提供しています。

なので、WordやExcelの基本操作の勉強は、こういった派遣会社の福利厚生を利用して学ぶのがお得です

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MOS資格取得のための試験対策の講座については、提供している派遣会社が少ないので、MOS資格を取得しようとする場合は、MOS試験対策用の問題集などを購入して試験の準備をすると良いです。

Office系ソフトの基本操作が身についていれば、MOS試験対策の勉強は完全に独学でも、操作方法がわからなくてつまずくなんてことはほとんどありません。

なお、派遣会社のリクルートスタッフィングでは、MOS Excel SpecialistだけではありますがMOS試験対策のセミナーとセットでMOS資格の受験料の割引もある(不定期開催)ので、こういうのを利用するのもおすすめです。

セミナーの実施状況はこちらから確認できます→リクルートスタッフィング 資格・検定支援

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セミナーをやっていない時期でも、リクルートスタッフィングのeラーニング「ELAN」はいつでも利用できます→リクルートスタッフィング セミナー・研修

リクルートスタッフィングの登録方法についてはこちら→リクルートスタッフィング

リクルートスタッフィング

私がリクルートスタッフィングをおすすめする理由

MOS資格を持っていると派遣で事務の仕事に就くときに有利なのかのまとめ

MOS資格を取ったら派遣の選考で有利になるかというと、そこまで際立って有利になることはないと思いますが、MOS資格取得のために勉強して得たスキルは決して無駄になりません

MOS資格の受験料は高いので、お金がもったいないと思う方は必ずしもMOS試験を受験する必要はありません。

一番大事なのは、「MOS資格試験に受かるくらいの操作スキルを身につけること」です。

ただ、勉強しただけだと形として残らないので、資格として持っておきたい方はMOS資格を受験して、資格として保有しておくのも良いです。

特に、事務の実務経験がない人は、MOS資格を取得すれば自信につながりますし、選考の時に有利に働く可能性もあります。

また、事務経験はあってもブランクがある方は、最新のバージョンのMOS資格を取得すれば、最新のOffice系ソフトも問題なく操作できるという証明になります。

結論としては、MOS資格を取得できるくらいの操作スキルを身につけて、資格はいらない方は無理に受験しなくてよく、MOS資格を資格として持っておきたい場合は受験して資格を取得しましょう



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