当ブログではアフィリエイト広告を利用して商品やサービスを紹介しています。

化学物質過敏症を脳神経外科の観点から診てもらってきた

化学物質過敏症完全発症時、バルサミコ酢やオレンジオイル、ヒバの香りなどにも反応して頭痛がしたり、めまいがしていた私hisui。

CSがひどくなると自然の香りにも反応するようになるって言われてるけど、それもう化学物質関係ないよね?それがなんで化学物質過敏症の範疇に含まれてるの?と疑問に思った。

この症状は脳や神経の異常か過剰反応なのかなー?と思い、脳神経外科の視点で診てもらったら私の症状はどういう診断なの?ってことで脳神経外科に行ってきた。

また、自分の症状がAKBの柏木由紀さんが患っていた脊髄空洞症の症状に似ていたり、ツイッターで化学物質過敏症の症状が脳脊髄液減少症が原因の人もいるという情報を得たので、その辺も気になっていた。

関連記事

化学物質過敏症の原因は脳脊髄液減少症か? 化学物質過敏症患者、脳脊髄液減少症の専門医を受診してきた MCS患者、慢性上咽頭炎の診断・治療をしてくれる耳鼻科に行ってきた

問診

丁寧な問診があり、人生で何歳くらいの時に初めて頭痛が起こったか、から現在出ている症状(頭痛、めまい、右半身(特に手首)の痺れ、息苦しさ、喉のつまり感など)がいつくらいから始まって、頻度はどのくらいかなどを聞かれた。

その他にも既往歴や薬の服用歴、頭痛に関しては何歳から何歳くらいまでは月に何回などの質問があった。

2021年の12月に化学物質過敏症を発症したようで、その数か月前くらいから嗅覚が前よりも敏感になったように感じていて、右の手首の痺れもひどくなったり良くなったりを繰り返していたことも伝えた。

MRI検査

問診のあと、検査着に着替えMRI検査を受けた。

所要時間は15分程度だった。

化学物質過敏症患者がMRI検査を受ける時の注意点

MRI検査の時の検査着が、病院受診後問い合わせてわかったことだが、化学物質過敏症患者の天敵であるマイクロカプセル入り合成洗剤と柔軟剤で洗濯されていたもので、15分着ていただけでその後約2日体調不良になったので、CS患者が検査着に着替えるような病院を受診する際は、検査着がどのようにクリーニング・洗濯されているか事前に確認するか、自前の検査着を持っていくことをおすすめします。

病院に問い合わせたら検査のときに着る服は金属がついていないものなら何でも大丈夫とのことだったので、手持ちの捨てても良いくらいの服なんかを持っていけばいいと思います。

診察

MRI検査結果

脳には全く異常なし、海馬の萎縮も全くなし、とのこと。

頸椎の画像を確認していったところ、頸椎椎間板ヘルニアがあることが判明

この頸椎椎間板ヘルニアによって神経が圧迫されて嗅覚過敏や頭痛、めまい、痺れなどの症状が出ている可能性もあるとのこと。

頭痛に関しては偏頭痛で、非侵害性嗅覚刺激によるアロディニア(異痛症)なのではないかという診断だった。

治療案①手術

頸椎椎間板ヘルニアは自然に治ることはないとのことで、ヘルニアを治したい場合は手術するしかないらしい。

手術は1日で終わるが2週間くらい入院しなければならないようで、今の化学物質に過敏な体ではたぶん無理よね。

過敏症発症前から元々化学物質に弱い体質でもあるので、おそらく化学物質が大量にある環境の病院への入院は極力避けたいかな。

治療案②薬の服用

その他の治療法としては薬の服用。

提案された薬はトリプタノールという薬。

他にもいくつか薬の候補があるみたいだけど、トリプタノールが一番良いのではないか、とのこと。

トリプタノールは抗うつ剤でもあるという説明も受けた。

右の手首の痺れに関しては、化学物質過敏症発症前に、宅配の荷物を移動させるときに失敗して手首を痛めたときに出た痛みが長引いており、痛みが出ている期間が長いので、一応薬の服用を勧められた。

治療案③様子を見る

もう一つの案はとりあえず様子を見るという方法。

筋力の低下が起こっているか調べるため両手の握力も測ったが、数値に問題はないそうで、手首の痺れの症状も出たり出なかったりするので、とりあえず薬をもらわずに様子を見ることにした。

化学物質過敏症と抗うつ剤

抗うつ剤は化学物質過敏症の人が飲むと、過敏の閾値が下がってしまうこともあるらしく、化学物質過敏症が悪化や重症化する可能性もあるとツイッターで教えていただいた。

脳神経外科の受診後しばらく様子を見ていたら、微量の化学物質で症状が出ることはほぼなくなり、化学物質過敏症の過敏度は自然と下がってきたので、脳神経外科でトリプタノールを処方してもらうのも良いかもしれない。

今は、電車のなかや駅のホームで人がたくさんいるときや街中で、化学物質の濃度が問題なのか、複合が原因なのか、ある特定の化学物質が原因なのか分からないが、柔軟剤や合成洗剤などの揮発成分に接したときだけ、自分がそのニオイに気がつく前、あるいは嗅覚順応・嗅覚疲労によって香りや臭いを感じなくても、軽い頭痛や、頭か目が揺れるような感じ、のどが詰まる感じ、息苦しさなどの症状がその時々でランダム?なのか成分によって症状が違うのか?出ることがある。

やはり一応化学物質過敏症と診断を受けている身なので、抗うつ剤の服用で化学物質に反応する閾値が下がって過敏症の症状が悪化するといけないので、薬の服用を考えるくらい症状が長引いたり慢性化したり耐えられないほどの症状になったら、やはり化学物質過敏症に詳しく、薬物治療をしている医師、東京女子医大の平久美子先生のセカンドオピニオンをもらうことも考えたい。

ツイッターで教えてもらったところによると、化学物質過敏症の人はまず、プレガバリン(リリカ)っていう薬で過敏度を下げてからじゃないと、抗うつ剤を飲むのは危険らしい。

化学物質過敏症を脳神経外科の観点から診てもらってきたのまとめ

とりあえずまだ化学物質過敏症の治療を開始してから3か月くらいなので、もう少し日野厚生クリニックの治療と自宅で自分でできることだけで様子を見ようかな。

やっぱり私の化学物質過敏症は一時的にシックハウスや近隣からの化学物質や新型コロナウイルスワクチン接種で、体が化学物質ストレスを受けたのと精神的なストレスなどが重なった影響で、末梢神経障害や末梢・中枢神経感作が起こって神経が過敏になっている影響が大きかったのかなと思う。

とりあえず今は、微量の化学物質が空気中にあるだけで毒ガス室状態で息苦しくてしんどくて体が動かないような化学物質の中毒症的なものは脱して、毎日の解毒がうまくいっているような気がするし、体調も安定しているので、今残っている症状については放っておけばそのうち治りそうな気もする。

私は9年前くらいに職場の隣の事務所からの副流煙による受動喫煙と風邪をひいてそれが悪化して肺炎になったが、肺炎が治ったあとも、咳が長いあいだ続いていた。

咳は一生続くのかと思ったけど、半年くらい経ったら完全に治った。

だから、今の私の状態は、化学物質過敏症はほぼ治ったけど病み上がりで、あんまり無理はできない感じで、あとは気長に元の体調くらいに戻っていくのを待つ感じかなぁと思う

完治にこだわらなくても、年を重ねるにつれて、ちょっとずつ古傷を抱えながら生きていくって感じで、時々化学物質過敏症の症状が悪化しても、古傷が痛むなぁってくらいに考えればいいかな!

私は化学物質過敏症を完全に治すよりも、このくらいの治り具合でも生活にさほど支障がないので、もう今の体調でできる自分のやりたいことをやっていきたい。

体の具合の悪い部分のことを気にしていると余計症状が悪化するって聞くし、あとは優秀な体さんの方でいい感じに治しておいてくれることでしょう!

本当に不思議なもので、痛みにとらわれて意識をそればかりに集中していると耐え難いことだったのが、別のことに関心を移した瞬間(リフォーカス Refocusという)、耐えられるものになるというのは、よくあることらしい。

第4回 「痛みの悪循環」を招く「恨みと怒り」

まぁ、食事や栄養には今後も気をつけたり、ストレッチや軽い運動なんかはしていこうと思っているが、化学物質過敏症の症状についてはあまり気にせず、体のことはまた超優秀な体さんに任せて、凡人の潜在意識の私は体さんのお仕事の邪魔をしないように、無駄なエネルギーを使いすぎずに適当に家事をしたり、休んだり、ぼーっとしたり、くだらないブログでも書いたり、たまには体の治り具合はどうかな?って感じで軽く外出して確認するようにして、これからの日常を過ごしていこうかな。

と、ここまでブログ記事を書き上げたところで、脳神経外科で「脳脊髄液減少症の可能性はありますか?」と聞くのを完全に忘れていた!!!ことに気づいた。。。次回へ続く…



続きの記事はこちら↓

化学物質過敏症の原因は脳脊髄液減少症か?



●◯. こちらの記事もおすすめ .◯●

慢性上咽頭炎が私の化学物質過敏症の発症要因の一つだったかもしれない 化学物質過敏症の治療開始から5か月でこのくらい良くなった 多種化学物質過敏症(MCS)完全発症から8か月たったらこうなった

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)