「ミイダス」とは、転職活動を支援する転職サービスだが、一般的な転職サイトや転職エージェントとは異なる特徴がある。
それは、「ダイレクトリクルーティング」と「アセスメントリクルーティング」(後で意味を説明します)を組み合わせた転職手法を採用しているということ。
当ブログ「じゅっこう部」は人材派遣についてメインに書いているブログなので、就職や転職に関係しているということで、「ミイダス」の社員の方が「ミイダス」の転職サービスについて話してくれるイベントに参加できる機会があったので行ってみた。
今回はそのイベントで聞いてきた、「ミイダスの転職サービスの特徴やメリット・デメリット」をまとめてみる。
ミイダスの特徴 ―「ミスマッチの少ない、待ちスタイルの転職活動」を支援
ミイダスの特徴を一言で述べるとすると、ミスマッチの少ない、待ちスタイルの転職活動」を支援する転職サービスであるということ。
まず、ミイダスでは「ダイレクトリクルーティング」という転職手法により、働いてくれる人を募集する企業の人事が直接、ミイダスのデータベースの中から検索を行って、ミイダスに登録している人のなかで募集条件に合う人にダイレクトメールを送って採用活動ができる。
なので、転職活動する側の人は、企業から連絡が来るのを待って、連絡が来た求人の中から応募する求人を選ぶという「受け身のスタイルの転職活動」を行う。
さらに、「アセスメントリクルーティング」により、企業側が自社の社風に合う転職希望者を見つけやすい仕組みになっている。
ミイダス内の「コンピテンシー診断」というものを受けたり、スキルを細かく登録することによって、自分に合った企業からオファーを受けることができる。
ミイダスのメリット
求人検索の手間が省ける
ミイダスに登録すると、自分のスキルや資格・経歴などを見た企業の人事から直接スカウトが来るので、自分が応募できる求人を探す手間が省けるのが一番のメリット。
市場価値診断・適性診断が無料で受けられる
一部の転職サイトや転職エージェントでも適性検査や適性診断などを受けることができるが、簡易的な診断だったり、転職エージェントのオフィスに行かなければ受けられない場合もある。
それに引き換え、ミイダスは診断の種類が3つもあり、スマホやパソコンで気軽に診断できる。
市場価値診断
市場価値診断では、今の自分のスキルや経歴で想定される年収が診断できる。
この市場価値診断だけならミイダスに登録しなくても診断できるので、試しにこれだけやってみるのも面白いかも。
市場価値診断はこちら→市場価値診断ならミイダス!
ただ、この市場価値診断を行うのに自分のスキルや経歴を割と細かく入力するので、職歴や保有資格の多い人は結構時間がかかる。
なので、ここまで入力したんだったらせっかくだしミイダスに登録しておこうかなという気になると思う。
ミイダスコンピテンシー診断
ミイダスコンピテンシー診断は、一般的によく行われる適性検査のようなもの。
どんな職務適性があるか、どんな職場が向いているかなどが分かる診断となっている。
【終了】ミイダスパーソナリティ診断
ミイダスパーソナリティ診断は、自分の「生まれもった個性」を診断できる。
自分が生まれつきどんな個性を持っていて、その個性を生かすにはどうしたらいいかなども書かれている。
また、「今のコンディション」診断も一緒にでき、「充実」から「疲れ気味」で診断される。
どのように日常を過ごせば充実に近づくかのアドバイスも書かれているので転職だけでなく、実生活をよりよくするのにも役立つかも。
転職のミスマッチを防げる
上記のような診断を利用し、自分の職務適性やどんなパーソナリティがあるのかを把握してから転職活動に臨むことで、転職後のミスマッチを減らすことが期待できる。
ミイダスのその他のメリット
ミイダスのその他のメリットについては、ミイダス公式のYoutube動画で説明されているので、興味のある方はこちらの動画をどうぞ。
デメリット
自分で求人を選べない
転職者側は自分から企業を検索したり応募したりすることができないので、憧れの企業があったり、挑戦してみたい職種があったとしても、自分から自分が応募したい求人を探して応募するような、積極的な転職活動をすることができない。
なので、待ちスタイルの就職活動だけでは手持ち無沙汰になってしまう人は、ミイダスの他にリクナビネクストなどの転職サイトにも登録して能動的な就職活動を同時に行うと良い。
あとは、転職会議に登録して、気になる企業や応募する企業の口コミをチェックするのもおすすめ。
相談する人がいない
転職エージェントと違い、アドバイザーがいないので、転職について相談する人がいないのはデメリット。
ただ、転職エージェントを使わずに転職サイトだけで転職活動をする人も多くいるので、元々転職サイトだけを利用して転職活動をしようと思っていた人にとっては、アドバイザーがいないことはデメリットにならない。
また、転職について相談したいのであれば、ハローワークで相談するという手もある。
ハローワークは失業中でなければ利用できないと思っている人もいるかもしれないが、ハローワークで求職登録をすれば現在仕事に就いていても利用することができる。
他には、派遣会社のリクルートスタッフィングに登録すれば、登録時にオンラインコンシェルジュサービスというサービスが受けられて、転職活動について相談できる。
さらに、リクルートスタッフィングに派遣登録して、希望すればキャリアコンサルタント・キャリアカウンセラーの資格を持った人のキャリアコンサルティング(キャリアカウンセリング)を無料で受けることができる。
ミイダスの賢い使い方
ミイダスは、「自分が転職したい時ではなく、自分の市場価値が高いときに転職するのが正解」という考えのもと作られた転職支援サービス。
なので、「ほんの少しでも将来的に転職する可能性があるなら登録しておいて、条件の良い求人が出たタイミングで転職を考える」というのがミイダスの賢い使い方。
ミイダスとは?まとめると…
- 「待ちスタイルの転職活動」を支援する転職サービス
- 「ダイレクトリクルーティング」と「アセスメントリクルーティング」という転職手法により、ミスマッチの少ない転職ができる。
- 求人検索にかかる時間を省いて効率的に転職活動できる
- 自分から応募したい求人を検索して応募するなど、積極的な転職活動はできない
- 「コンピテンシー診断」や「今のコンディション診断」など、転職活動や普段の生活にも役立つ診断の種類が豊富
- とりあえず登録しておいて条件の良い求人が出たときに転職するかどうか検討するのが賢い使い方!!
転職サービス「ミイダス」とは?特徴・メリット・デメリットを聞いてきたのまとめ
正直、このイベントに参加する前までは、私のブログは主に派遣関係のブログだし、ミイダスは一般転職の転職支援サービスだから、転職サイトとか転職エージェントとかにそれほど興味のない私にとってはあまり惹かれるものはないんじゃないかなと思っていた。
しかしミイダスの社員の方から話を聞いて、その予想が見事に打ち砕かれた!
「ミイダスってなんて素晴らしい転職支援サービスなんだ!」と。
現在私は主婦兼個人事業主なので現時点で就職・転職活動をする必要はないのだが、ミイダスを使って転職活動してみたいと思ってしまった。
私は以前、ミイダスに一度登録したことがあったのだが、その後すぐ転職活動する必要がなくなってしまったので、登録を解除してしまっていたが、再登録してみようかなと思う。
そういえば、前に派遣就業していた企業でも、正社員の人で、現時点で転職は特に考えていないけど、自分の市場価値を把握しておくために、転職サービスに登録していて、定期的にプロフィールをアップデートしているって言ってた人いたな…。もしかしたらその人もミイダスを利用しているのかもしれない。
ミイダスは、転職したいときに登録して利用するのももちろんいいけど、転職する気が今はなくても利用していい転職支援サービス。
なので、私も今すぐには就職・転職活動する必要性はないが、いい求人があった時に転職(個人事業主とお勤めの兼業)できるように、ミイダスに再登録してみて、「待ちスタイルで長期的な転職活動」をしてみるのも悪くないと思った。
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