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履歴書の空白期間はやばい?無職になるメリットもあるぞ

「履歴書に空白期間があるとやばい」とかネット上で言っている奴らは大体、そうやって人を転職サイトや転職エージェントに登録させて金儲けしている奴らだ。

もちろん、良いサービスを提供している転職サイトや転職エージェントについて、そのメリットや使い方を解説して、そういったサービスを人に利用してもらって報酬を得ること自体は悪いことではない。

しかし、「履歴書に空白期間があるとやばい」というような文言を使って必要以上に人の恐怖心を煽って、急いで転職させるのは良くない。

急いで転職すれば、自分が「これからどんな仕事がしたいのか」や「どういう風に働いていきたい」が明確になる前に転職してしまって転職先選びを誤ったり、前よりも条件の悪い会社に入ってしまうことだってあり得るからだ。

私自身、履歴書の空白期間があるが、一時的に無職になることは自分にとってメリットがあると感じているので、無職になるメリットを挙げてみる。

自分で調べる力がつく

無職になると、初めは何かと忙しい。

まず、健康保険は会社の健康保険を任意継続した方が得なのか国民保険に切り替えた方がいいのか調べてどうするか決めなければならない。

また、無職になって収入がないために国民年金を支払えない場合は、国民年金保険料の免除や猶予の申請ができる場合があるが、そういう制度自体を知らない人も多く、どんな制度があって、どのようにすれば利用できるのか調べるところから始まる。

失業保険はいつからいくらくらいもらえるのか、再就職手当の支給条件を満たすように再就職するにはどのような条件に当てはまればいいのか、公共職業訓練や求職者支援訓練は利用できるのか、訓練期間に給付金などが支給される条件はどういった条件か…などなど。調べれば調べるほどお得な制度が見つかる可能性がある。

しかし、そのお得な情報にたどり着けなければ、その人にとってお得な制度は存在しないも同じ。

自分で何でも調べて何が一番自分にとって最適かを考えることを面倒なことだと思うなら、ずっと同じ会社で働き続けた方が、会社がいろいろな手続きを自分の代わりにやってくれるので楽だろう。

だが、無職の期間で何でも自分で調べる癖がつき、お得な方法はないかな?と考えるようになれば、その後再就職をした後の生活にもプラスになる

金銭感覚がリセットされる

基本的に、長く働いていれば段階的に収入は上がっていく。

私の場合、収入が上がってくると、今まで我慢していたものを我慢しなくなって、ちょっと高いものでもろくに検討もせずに買ってしまうようになった。

頑張って働いていて忙しいんだからしょうがないと、自炊するのが減って外食することが多くなり、ストレスで甘いものを食べ、そこまで必要ではない高い洋服などを衝動買いしたりするようになった。

収入は増えているけどストレスも増え、ストレスに伴って支出も増え、貯金もさほど増えなければ幸福感は逆に減っていっているように思えた。

自分のスキルと経験値を高めて収入を増やすことを考えて走り続けていたところから離脱し、いったん無職になると今までの金銭感覚がリセットされる。

退職後しばらくは仕事をしていた時のストレスや、退職で急に生活スタイルが変わってしまったストレスで高額な買い物をやめられなかったりしたが、無職になってしばらくすると気持ちが落ち着いてきて、大してお金を使わなくなる。

仕事をしていた時は、「退職したらいろいろなカフェやお店に平日ランチに行くんだ!」と思っていたが、一人で外食してもそれほど楽しくないことに気づき、今は自分で料理を作って食べて食費の節約をすることの方に喜びを感じるようになった。

読みたい本があるとすぐに書店やネットで買ってしまっていたのが、図書館で本を借りるようになり、図書館で借りてどうしても手元に置いておきたいと思う本だけ買うようになった。

このように、無職になるとお金の大切さを再認識し、自分にとって必要最低限しかお金を使わなくなるのである。

自分にとって本当に大切なことは何か考える時間ができる

とにかくたくさん稼いで派手にお金を使うことに喜びを感じる人もいるが、そうでない人もいる。

お金をたくさん稼いで高級なレストランで高級なものを食べ、太ってジムに通ったりエステに通ったりしてダイエットする人たちを見て、私はなんか違うなと思った。

私はもともと胃腸が弱いのでそんなにたくさん脂っこいものを食べられないし、食品添加物のたくさん入ったものを食べるとすぐに皮膚が炎症を起こしてしまう。

なので毎日のように外食で食事を済ませることはできない。

私は自分で野菜スープやみそ汁を作って食べてほっとするというタイプの人間なのだ。

わざわざジムに通って運動するくらいなら、低カロリーで高栄養価のものを必要な分だけ食べ、運動はそこそこで、家の周りを散歩するくらいが私にはちょうど良かった。

そうなってくると、自分の幸福度を上げるために必要なのは、高収入ではなく、自炊をすることができるくらい「余裕のある時間」だった

「高収入を追い求めるよりも、収入はそこそこで、自分の時間があった方がいい。」

それが、「自分にとって本当に大切なことは何か?」の問いに対して、私が出した答えだった

履歴書の空白期間を認めないブラック企業に採用されずに済む

ずっと無職でいるわけにもいかないので、そのうち就職活動を始めることもあると思う。

そんな時に「履歴書の空白期間」をデメリットだと思ってはいけない。

「履歴書の空白期間」は、自分の人生を見つめ直し、自分にとって何が一番大事か考えるための必要な期間だったのだ。

そもそも「履歴書の空白期間」を認めず、履歴書に空白がある人は即不採用にするような企業は、従業員をろくに休ませずに働かせ続けることしか考えていない企業なので、むしろ採用されなくて正解。

「履歴書の空白期間」があっても、それを自分にとって必要な期間だったと自分自身で認識し、空白期間に何をしていたのかについてちゃんと説明することができれば、就活において空白期間はマイナスポイントにはならない。

転職活動で、履歴書の空白期間について説明を求められたら、自分の人生にとって何が最も重要かを考え、それを実現するために何が必要かを考え、行動していたということを、具体的に説明すれば問題ない。

もし、それをきちんと説明しても理解しないような企業だったら、こっちの方から採用は願い下げである。

履歴書の空白期間はやばい?無職になるメリットもあるぞのまとめ

日本では「履歴書の空白期間はやばい」と言う人がいるが、そんなことを言う人がいる日本社会の方がよっぽどやばい。

外国では1年に1度くらいは1ヶ月程度の休暇があるのが当たり前だが、日本ではそれがない。

数年、下手したら何十年もほとんど休みなく働いているのだから、疲れ切って会社を退職して、一時的に無職になる人が出てくるのは当然のことだ。

週5日、1日8時間以上働いていたら、自分の人生で自分にとって何が最も重要であるかを考える時間もまともにとれない。

それで思考停止して、世間的な幸せの定義にはまるように、仕事を頑張って給料を上げて、他人と比較して自分が少しでも上になるように平均年収より上を目指して、結婚して子供をつくって、家や車を買って、みたいになってしまう。

でも「世間で言われている幸せの定義」が「自分にとっての幸せの定義」とイコールであることはめったにない。

「自分にとっての幸せの定義」を見つめなおす期間として、また、今後の人生の方向を自分自身で決定するための期間として、「履歴書の空白期間」は人生においてかなり重要な期間と言えるだろう

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