2017年9月末に会社を退職したのだが、国民年金保険料の納付について、失業による特例免除・猶予の申請ができることを知り、この度申請して全額免除になった。
手続きに必要なものと、全額免除に通った時の私の状況をここにまとめておく。
申請に必要なもの
- 離職票または雇用保険受給資格者証
- 国民年金保険料 免除・納付猶予申請書
本人が申請する場合に必要なのは上記の2点。
国民年金保険料 免除・納付猶予申請は市役所の年金窓口でもらえるので、離職票か雇用保険受給資格者証だけ持っていけばいい。
私の場合、離職票を会社から受け取って、ハローワークに失業保険の受給手続きに行く前に、離職票で年金保険料の免除・猶予申請を行った。
年金保険料全額免除に通った時の状況
以下は全額免除に通った時の私の状況。
似たような状況の人は全額免除に通る可能性が高い。
失業中
失業による特例免除というものがあり、保険料の納付が免除になったり、猶予されたりする場合がある。
私の場合、会社都合の退職ではなく、自己都合の派遣契約期間満了での退職であったが、全額免除となった。
国民年金の免除・猶予申請をする上で自己都合か会社都合かは問われないので、申請しておいて損はない。
単身で世帯主
一人暮らしの場合は「全額免除」が通ることが多いのだそう。
市役所の人も「たぶん全額免除になるのではないか」と言っていた。
前年所得あり
私の前年所得は300万円台。
失業による特例免除の場合は、前年所得がどれだけ高くても免除申請にそれほど影響ないだろう。
なぜなら、前年所得については、57万円以下か57万円超か書くところがあるだけだから。
前年所得について詳細な収入は確認されなかった。
申請が通るまで
申請書を提出したら、申請結果のはがきが来るまで待つだけ。
年金の免除申請をしていても、年金保険料の納付書はおそらく届いてしまう。私の場合も届いた。
けれども、市役所の人が「納付書が来ても、申請結果が来るまで納める必要はありません」と言っていた。
私の場合も、申請結果が来る前に最初の納付期限を過ぎてしまったが、払わなくても問題なく、程なくして申請結果が届いた。
納付期限が過ぎて年金保険料を納めていないと、年金納付案内の委託会社から電話が来ることもあるとのことだが、その場合も「免除申請中です」と答えれば問題ない。
国民年金の全額免除申請のまとめ
一人暮らしで失業中の場合は、おそらくかなりの確率で年金保険料の全額免除申請が通るので、年金が払えない、もしくは今後生活が厳しくなりそうな人は申請することを強くおすすめする。
ちなみに全額免除の期間は、年金保険料の半額は国が負担してくれているので、半額は払っていることになる。
全く年金を納めていない場合と比べて将来もらえる年金額が変わってくるので、年金保険料が払えない場合は絶対に申請したほうが良い。
下記の日本年金機構のホームページに国民年金保険料納付免除・猶予申請について詳しい情報が載っているので、詳細を確認したい方はどうぞ。
参考 国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度日本年金機構