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派遣求人の時給の高さは仕事の難易度に必ずしも比例しない

派遣の仕事を選ぶときに注意したほうがいいことがあります。

それは、「時給の高さで選ぶよりも仕事内容で選んだ方がいい」ということです。

基本的にはスキルや経験が必要で難易度が高い仕事の方が時給が高くなる傾向があります。

けれども、傾向があるだけで、時給の高さは仕事の難易度に必ずしも比例しません。

一体なぜそういうことが起きるのか、また、時給の高さで選ぶよりも仕事内容で選んだ方が良いと思う理由を書いていきます。

人気の職種は時給が低くても人が来る

例えば翻訳業務は、英語を使った仕事がしたい方々から人気の職種です。

翻訳業務は仕事の難易度が高いにもかかわらず、人気職種のため応募する人が多いです。

翻訳業務は人気職種なので、人を募集する側は時給を低めに設定していても人が集まってしまいます。

「TOEIC 800点以上、翻訳実務経験必須」の条件で募集しても応募が殺到します。

高い語学スキルと経験が必要で、そこまで高時給でない(時給1500円や1600円程度)にも関わらず応募者が殺到するのです。

それはなぜでしょうか。自分にとって利益があるからです。

翻訳業務というのは資格より何より実務経験が一番評価されます。

例えば、業務の中に一部翻訳業務があるだけでも、一度でも実務で翻訳を経験すれば、翻訳実務経験者として次の仕事を探すときに翻訳業務の仕事に就きやすくなります。

未経験者と実務経験者では応募できる翻訳業務の仕事の数が格段に違ってきます。

他にも、フリーランスの翻訳者を目指している場合は、翻訳会社のトライアルを受ける上で、翻訳専任業務での翻訳実務経験が少なくとも1年以上、翻訳会社によっては3年~5年必要なので、たとえ時給が多少低くても翻訳専任業務の求人には応募が殺到します。

他の時給の高い仕事をしながら翻訳学校に通うより、時給が低くても仕事で翻訳をする方が、翻訳者としてこれからやっていくことを考えるのであればコスパが良いです。

また、翻訳専任業務は、他の雑務がなく、一日中翻訳だけやっていればよく、集中して仕事ができることも魅力であるため人気があります。

お金持ち企業は高い時給で派遣社員を募集できる

「この仕事内容でこんなに時給高いの?」という求人、たまに見かけないでしょうか?

お金をたくさん持っている企業は、高い金額を派遣会社に支払うことができますので、派遣社員の時給高い場合があります。

でも、金を持っている企業が良い企業とは限りませんし、そういう企業の社員の方が良い人ばかりとも限りません。

そこまで高度な仕事じゃないのに高時給で、しかも急募も場合は特に気をつけましょう。

職場が派遣社員にとって居心地が悪く、人の入れ替わりが激しい職場の可能性もあります。

簡単な仕事内容で高時給の求人には注意しましょう。安易に飛びつかないほうが良いこともあります。

時給の高さは仕事でかかるストレスの高さに比例する

最近思ったことがあります。

それは、時給の高さはストレスの高さに比例するのではないか、ということです。

求人情報を見ていると、翻訳専任業務より、翻訳+庶務業務のような仕事の方が時給が高いこともしばしば。

翻訳+庶務業務は、翻訳という高度なスキルと集中力を必要とする仕事をしながら、上司のスケジュール調整や、出張手配、備品管理、電話取次などの簡単な仕事も担当します。

私は、以前は「翻訳って疲れるし、他の雑務があったほうが気分転換になっていいじゃん!」と思っていました。

でも、翻訳+庶務業務を実際にしてみると、集中して翻訳をしているときに電話がかかってくれば取らなくてはいけないですし、電話が終わってまた翻訳に集中し始めたところで今度は他のことを頼まれたりします。

そんな経験があって、「翻訳+庶務業務」というのはストレス度が高い仕事だと思うようになりました。

翻訳専任業務は人気があるので、高度な仕事な割に時給が低く、翻訳+庶務業務や英文事務、そのほかの専門的な事務職の方が時給が高い場合もありますが、長期的なキャリアで考えて、「どういう仕事をした方が将来的に自分にとって有益か」という視点をもって、派遣の仕事を選んだ方が良いでしょう

派遣求人の時給の高さは仕事の難易度に必ずしも比例しないのまとめ

私は10年ほど前のテレビドラマ「ハケンの品格」のスーパー派遣、大前春子氏に憧れて、時給3000円を目指して高時給の仕事を選びがちでしたが、仕事というのは時給よりも仕事内容で選んだ方がいいということを、今、身をもって実感しています。

私はたまたま特許事務という仕事を経験して、そのあと特許事務はもうやめてもっと英語力を活かせる仕事をしようと思っていたのに特許事務で高めの時給の仕事を見つけて、長々と特許事務のキャリアを積んでしまいました。

特許事務も、やってみるとなかなか面白かったですし、コレポン業務で日常的に英語を使いますし、明細書のチェックで高めの英語力が求められる仕事でしたし、おそらく特許事務の仕事を選んだときは、その仕事がやりたいと思って仕事を決めたのだろうからしょうがないのですが、今考えると、早めに特許事務のキャリアを捨てて、時給が低くても翻訳業務がメインの仕事をゆっくり探した方がよかったのかな、とも思います。

この記事を読んでいる方には、是非、高い時給よりも、「自分がやりたい仕事」「自分の将来のためになる仕事」を優先して仕事選びをしていってほしいと思います。


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