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仕事がつまらなくなった理由がわかった

いつからか仕事がつまらないと感じるようになった。

仕事で何かそれなりに良いことをして褒められたり感謝されても全然嬉しくなくなった。

それはなぜだろうと考えて、ふと気づいたことがある。

困難なことがなくなった

20代はとにかくやってみたい仕事がいろいろあった。

求人情報を見て、未経験から英語を使う仕事にチャレンジできる求人を探していた。

そして未経験から外内特許事務の仕事に派遣で就くことができた。

英語でレターやメールでやりとりしたり、文書を翻訳したり、特許の法制度についてもわからないことだらけで初めはとにかく大変だった。

でも大変だったけど何とかやっているうちにできるようになるのが嬉しかった

困難ではあったけど、自分にできないわけではなかった。

ちょっと頑張ればできるくらいの困難性があると、仕事にやる気が出て、楽しみを見出せる。

しかし、そういうことが今ではなくなった。

意味を見出せない仕事が増えた

前職でよく思ってたことが、「これやる意味あります?」ということ。

普通に上司にも直接言っていた。で、結局やらなくてよくなったり。(他の人が肩代わりとかではなく、本当にやらなくてよくなった。)

まぁ、時には意味がないと思っても上司の命令でやらなければならない時もある。そういう時は仕方なくやる。

けれども、その仕事が本当に意味があって、これをやることで正確性や品質が向上するとか、これをやることでみんながスムーズに業務を行えるようになって、結果として自分も楽になるとか、自分が今やっている仕事が顧客のためになるとか、社会とのつながりを感じられるとか、そういう有意味性を感じながら仕事ができると嬉しいし楽しい

しかし、そういうことがほとんどなくなった。

成長することがなくなった

今までとにかく自分のスキルを向上させ、経験を積むということに重きを置いて仕事をしてきた。

英語を使う仕事がしたいと思ったが、事務経験がなくてはなかなか英語を使う事務の仕事には就けないので、最初はほとんど英語を使わない事務から始めた。

事務を経験した後は翻訳業務が少しでもある仕事に挑戦した。その職場で外内特許事務も経験して、次は内外特許事務も経験してみたいと思って次の仕事を決めた。

新しいことに挑戦して知識や経験となって、それが自分の成長につながることが嬉しかった。

自分にスキルが身について経験があれば、少ない時間で効率よく稼げるようになる。

そのことが有意義に感じられたので仕事に一生懸命取り組むことができた。

しかし、そういうことが今ではほぼなくなった。

仕事がつまらなくなった理由がわかったのまとめ

同じ仕事を3年近くやってもうここで学ぶことないや~と思ってキャリアアップを望んで転職したが、新しい仕事も大して難しい仕事ではなかった。翻訳業務はそれなりに楽しかったが、特許事務の部分は前の職場より簡単な仕事だった。

それに部署アシスタント的な要素が強く、サポート的な業務をして喜ばれたり感謝されることは多々あったが、ちっとも嬉しくなかった

自分に何の負荷もかけずに余裕でこなせる仕事をしただけだったからだ。

小さいころに、祖母が家に来た時に、自分でご飯をお茶碗によそっただけで「偉いわね」と言われても何も嬉しくなかったのに似ている。

ご飯をお茶碗によそうことなんていつもしていることだから褒められても逆にバカにされているような気がしたのを覚えている。

上記で書いたことは私の場合の話であって、人によって何に仕事の楽しさとか嬉しさを見出すかは違うと思うし、仕事のどんなところがつまらないと感じるかも違うと思う。

仕事がつまらないと感じたら、どうしてつまらないと感じるのか、その理由を探ってみて、そのつまらない理由の逆をやるとつまらなさを解消できるだろう。



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